東京駅開業100周年記念、限定Suica販売とネットオークションをみてほっこりする
- 2014.12.24
- 意識低いピックアップ 意識低い話

東京駅開業100周年記念限定Suica狂想曲
先週末にネットもTVニュースも賑わせた、東京駅開業100周年記念限定Suica騒動。結局、JR東日本が希望者に対して販売することを告知して、なんとなく終息に向かいつつあります。
「東京駅開業100周年記念Suica」の今後の発売について
http://www.jreast.co.jp/aas/20141222suica100_stop2.html/
ちゃんと台紙もついているらしく、なんとなく当初販売していたものと同じものが希望者の手に渡りそうな雰囲気です。実際はどうなるかわかりませんが。
とは言え、発売当日から速攻でヤフオクなどに出品がされ、高いものだと10万円以上もの値が着いたものもありました。いたずらだととんでもない値段がついたものもあったみたいですけど。
20日に販売が開始され、先ほどのJRの発表が22日。約2日間のライムラグがあり、その間にヤフオクで落札してしまった方は可愛そうとしか言えません。さらに当日始発で到着し、並んだ挙句に買えず、泣く泣く落札した人がいたらその人の心中お察しするしかないです。
いずれにせよJRの公式発表前から、再販するのではないかという噂話が流れ始め、ヤフオクの方でも当時の相場よりも若干安い金額での即決も出始め、昨日の段階では限定Suica自体の出品が目立って少なくなりました。それでもまだ出品している人もいますけど。
多くの方が「転売ヤーザマーwww」といった感じですが、転売する人は売れなければ普通にSuicaとして使えるのでほぼダメージなし。もし組織的に行っていて、並ぶ人にバイト代を払っていたらその分は回収できないでしょうけどね。
こういうヤフオクの転売屋と、それをなんとか潰そうといたずらをして落札価格を吊り上げる方とのやり取りは見ていてほっこりするものがありました。
いずれにしてもヤフオクをはじめとした個人オークション市場の発達のおかげで、転売をして儲けようとしている人が出てきているのも事実なわけです。これを撲滅するのはかなりの労力がいる、というか打つ手なしな状況ですが、本当に欲しいと思っている人に商品が届かないというのは売る方にとってもつらいところ。
今回のJR東日本の対応は褒められたものじゃないですが、広報部門があるならこう言った「煽る」限定商法というのはやめた方がいいと思います。自社イメージダウンにしかならないですから。
基本的には限定商法は、「並ぶ」必要のない「抽選」にした方がいいですよね。
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