佐野研二郎氏のオリンピックエンブレムを擁護する人たちの最終防衛ラインはクラウドソーシングを知られないこと

経済的に世界中でてんやわんやとなっておりまして、先週まで主なニュースのネタとなっていた佐野研二郎さんのオリンピックエンブレム問題は少しトーンダウンしているような気がします。しかしながら、佐野さん擁護派の方たちは燃料の投下に余念がないようで、ネットではまだまだ盛り上がっていきそうです。

http://netgeek.biz/archives/46534

さすが俺たちのネットギーク!!ネットの下衆い部分を扱わせたら右に出るものはいませんね。まあ、僕も似たようなこと言ってるんですけど。

さて、なんで佐野さんを擁護する人たちは一向にいなくならないのでしょうか。しかも、クリエイティブ界隈から。普通の感覚なら、オリンピックエンブレムは発表段階では問題なく、そしてオリンピックエンブレム自体は嫌いだけど決まったらしょうがないよねって思っているでしょう。

でも、その後にサントリーのトートバッグのパクリが発覚して佐野さんは「パクる人」と言うイメージが付いた。実際パクってるんですけど。問題はそのイメージがオリンピックエンブレムにも付いてしまったこと。エンブレムのデザイン云々の話ではもうなくなってきてしまっています。

それをいまさらあのエンブレムは素晴らしいとか、新しく誰かが作ったエンブレムは汚いとか何の生産性もない話をしているから余計に一般人からは「なんだあいつら」って思われるわけです。ちなみに彼ら佐野さん擁護派の方たちがダメダメであるかと言う一例でいえば田辺誠一画伯が考案したエンブレムには一言も文句言ってないんですよね。あのエンブレムはほんと酷かった(僕的には)田辺さんは俳優であり、ファンも多いので表立っては批判できないでしょう、分かります。

しかしながら、なぜ彼らはデザインと言う一般人には分かりにくい領域で色々と論じようとしているのでしょうか。僕としてはクラウドソーシングの存在が彼らを駆逐する可能性があるのではないかと感じているからなのではないかと考えます。ここまで妄想、ここからも妄想です。

クラウドソーシングはインターネット上でお仕事の依頼(ロゴデザイン、サイト作成、記事執筆など)ができ、コンペや入札で仕事を受注することができます。フリーまたは企業としてデザイナーやコピーライター、WEB制作者などが登録し、企業が出す仕事の依頼を簡単にマッチングできます。

フリーの方であれば結構お手軽なお値段でロゴを作ってもらえたりするので僕も何回か利用しています。さて、このクラウドソーシングはなにが既存の名のあるクリエイティブ界隈の人にとって脅威なのか。

それは一般人にはロゴ一件で何百万円とかいう感覚が分からないからです。そして分からないがゆえにクラウドソーシングでロゴ一件5万円とかでも良いんじゃないと思われるところ。

つまり一般人には何百万かけて作られたロゴと5万円で作られたロゴの判別なんてできるわけがない。となると、5万円で作った方が企業としては良いわけですよね。と言うかプロでも判別できないんじゃないかな。

彼らクリエイティブ界隈の人たちにとって見たらクラウドソーシングの存在がもっと世に知れ渡ってくると、自分たちの仕事が無くなる、もしくはギャラが下がると漠然と不安に思っているのではないでしょうか。もちろん大企業相手であればそうなる可能性は少ないかもしれませんが。

クリエイティブ界隈の方たちは自分たちのブランド価値を落としたくないがゆえに必死に佐野さんのフォローをしているんだと思います。まあ、むしろいまなら逆張りで佐野さんをけちょんけちょんに貶めて、俺は違うって言った方が株が上がりそうですけどね。色々とできないんでしょうけど。

 

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