新聞社が事業会社に出資するってどうなんだろう

人材仲介サービスを手がけるウォンテッドリーに日本経済新聞が出資するというニュースがありました。

日経、SNS通じた人材仲介会社に出資

日本経済新聞社は10日、ビジネス交流サイト(SNS)を通じて人材仲介サービスを手がけるウォンテッドリー(東京・港、仲暁子社長)に出資したと発表した。出資額は約1億円。出資に併せて、新興企業向けの転職関連サービスなどで同社と業務提携する。

日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ10HA6_Q5A610C1916M00/

最近は新聞社も様々な動きを行っていていますね。本業はこれからどうなるか分からないですけど、お金はたんまりあるから今のうちに成長が見込めそうな会社に投資をしていこうという感じなんでしょうか。朝日新聞なんかも色々と動いているみたいです。読売新聞もとあるサイトを使ってベンチャーと協業しようなんて動きを見せていたり。

それ自体は会社を存続させる上で必要なことなんでしょうけど、出資をすると果たして報道の公平性はどうやって担保していくのでしょうか。

ちなみに企業にお金を貸す銀行は銀行法によって出資比率を5%以内にするようにと定められています。これも緩和の動きがあるみたいですが。

銀行の出資規制、一部緩和案が浮上 金融庁の研究会

金融庁が5日開いた研究会で、銀行が一般事業会社へ出資する際の規制を緩める案が浮上した。実現すれば、先進的な資金決済サービスを提供するベンチャー企業などを買収できるようになる可能性がある。すでに米国では同様の買収が可能で、銀行が新たな成長機会を得られるようになる可能性がある。

日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGC05H2D_V00C15A2EE8000/

普通に考えれば、出資したら何かしらのリターンを求めるもの。今回の場合は業務提携と言うことらしいですけど、もし出資した会社のサービスがあまり発展しなさそうだ、なんて時にテコ入れで記事にするなんてことも無きにしも非ずなのかなーとおもったりなんかしちゃったりして。

銀行法のように出資比率を決めてもそこはあまり効果的ではないと思うので、この辺は出資する新聞各社の矜持に期待するしかないんでしょうか。もしかしたら何か規制する法律とかあるのかな。

今後、日経がウォンテッドリーの記事を書くときには、最初に「日経新聞社はウォンテッドリーに1億円出資しています」って書いたほうがいいと思います。

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