広島カープ、前田健太(マエケン)は来年ポスティングでメジャー行くのかな

広島カープ、前田健太(マエケン)は来年ポスティングでメジャー行くのかな

カープのマエケンはポスティングするのかな?

広島カープファンの夢を乗せたクライマックスシリーズ、対阪神戦。残念ながらあっさりと敗退してしまいました。惜しかったんだけどなー。ほんと悔しい!でも、福留にやられてしまったのならそれは色々な意味であきらめもつくというもの。また来年楽しましてもらうとしましょう。

さて、来年また広島カープに楽しませてもらうために必要な選手が来年どうなるのかががぜん注目されるわけです(カープファン的に)。それは前田健太投手。ずーっとメジャー移籍のうわさが絶えない前田投手ですが、どうもこの前のクライマックスシリーズで来年はメジャー移籍を断念するような空気になりつつあるみたいです。

マエケン残留へ 米挑戦今オフ厳しい

広島前田健太投手(26)の今オフのメジャー挑戦が極めて難しい状況であることが12日、分かった。昨オフに将来的なメジャー挑戦希望を表明し、球団側も一定の理解を示していた。早ければ今オフにもポスティングシステムでメジャー挑戦する可能性があったが、今季は納得のいく結果を残せず、チームも3位でクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ敗退。球団が重視する「機運」が高まっておらず、来季はカープのユニホームに袖を通す可能性が高くなった。

http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20141013-1381228.html

報道ではこんな感じのことを書いていますが、実際はどうなることやら。マエケン自身はまだなんとも言っていない中、球団とメディアはこう言っているわけで。なんとなく球団としてはまだ手放したくない、もしくは手放さないふりをしてポスティングの値段を上げようとしているのか。まあ、値段上げると言ってもポスティングは上限が決まってしまったのでそんなに上がることはないのですけど。となると球団的には来年も居てもらって優勝争いをしてもらた方がいいわけで。収入も増えますしね。FAなら仕方がないとあきらめつくけど、ポスティングでだいたい上限20億位だとするとFAまでいてもらった方が営業的には嬉しいでしょうから。まあ、本当のところは球団と前田投手にしか分からないとこですけど。

ちなみにポスティングの上限ってのはこれです。

旧制度の問題点と新制度の成立による影響
当該選手側
当該選手側からの旧制度の問題点としては、落札した球団に権利金の支払いなどが求められていないことから、契約する意思の低い入札への脆弱性が挙げられていた。落札した金額は、当該選手との契約の締結に至った場合にのみ支払われるため、入札時にはいくらでも高額の入札が可能となり、結果的に他球団の当該選手獲得を妨害することもできた(しかし一方で当該選手が例えマイナー契約でもその後の提示を受け入れた場合には落札した金額を支払わなければならないリスクもある)。
2006年にボストン・レッドソックスが松坂大輔を落札した金額が約5000万ドルと高騰化した際には、当初はレッドソックスがライバル球団のヤンキースへの入団を妨害するためだけに高額入札をした可能性が報道されたが、最終的に松坂とレッドソックスの間で選手契約が成立したため、レッドソックスが他球団への妨害目的のみを意図した高額入札でないことが明らかになった。
2009年までに契約の意思の無い妨害目的の入札は確認されておらず、落札された選手の全員が契約成立を果たしていたが、2010年に実施されたポスティングで岩隈久志との交渉権を獲得したオークランド・アスレチックスと当該選手の間での交渉期間内の契約が制度確立後初めて不成立となった。
2011年に実施されたポスティングではミルウォーキー・ブルワーズが青木宣親との交渉権を獲得し、結果的に契約は成立したが、ブルワーズは交渉権獲得後に青木のワークアウトを行い、契約を成立させる意思が無く入札に参加できる一例として問題視された。
新制度では譲渡金に応札する複数球団との交渉が可能となり、契約する意思の低い球団の入札により契約が不成立となる可能性が低くなった。
MLB球団側
MLB球団側からの旧制度の問題点としては、入札金額に上限がないため、松坂大輔やダルビッシュ有など移籍前からMLB球団の評価が非常に高かった選手への入札額が高騰していた点や、最高落札額と2番目に高額だった入札額との金額差が大きいケースが多かった点が挙げられていた。また、スモールマーケットのMLB球団からは、入札額の高騰から獲得競争に加わりにくい点や、入札金がぜいたく税の対象とならないため、戦力均衡のバランスを崩す点が指摘されていた。
新制度では、複数球団が当該選手と交渉可能になったため、当該選手の獲得にかかる総費用が高騰する可能性があることに変わりないが、譲渡金に上限が設定されたため、ぜいたく税の対象となる当該選手個人への契約総額が高騰する可能性が高くなり、旧制度と比べると戦力均衡のバランスを保てる可能性が高くなった。
NPB球団側
NPB球団側は旧制度の松坂大輔やダルビッシュ有のケースでは、移籍と引き換えに5000万ドル以上の多額の入札金を得ていたが、新制度では譲渡金に上限が設定されたため、大きな見返りを期待することはできなくなった。そのため旧制度での松坂やダルビッシュのケースのように、現在の譲渡金の上限額となる2000万ドルを越える入札金が期待できた選手に対してのポスティングシステムの行使を容認しない可能性がある。また、申請後の譲渡金額変更ができないため、評価に見合わない高額な譲渡金を設定すると応札する球団がない恐れがある。

Wikipedia(ポスティングの項目)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0

いずれにせよ1ファンとしてはもう1年、といわずずっと残ってもらいたな―と思うところでございます。