「オリンピックレガシー」と「アスリートファースト」と言う2大オリンピックにお金を使うためのマジックワード

新国立競技場の問題、そして佐野さんのエンブレムの問題と色々とグダグダな話題しか提供できていない2020年の東京オリンピックパラリンピック。僕は正直オリンピックはどうでもいい派です。とは言え、決まってしまったからにはオリンピックは最大限利用すべきだと思ってもいます。

新国立競技場をめぐっては「オリンピックレガシー」と言う言葉が盛んに使われ、オリンピック後に新国立競技場を含めた施設をどう活用していくのかが話題になったりもしました。しかし、この「オリンピックレガシー」って何なんでしょうか。

そもそものオリンピックの目的と言うのもいまいち見えてこないのですが、なんとなくオリンピックになると景気が良くなるみたいなことを言う人がいます。そういう人たちは観光客が増えるとか、消費が増えるとか、建設ラッシュで景気が上がるとか色々なことを言います。

そういう一面も確かにあるのかもしれません。でも、それってオリンピックじゃないといけないんでしょうか。確かにオリンピックは4年に一度、世界中が注目するイベントです。だからと言ってそこに向けて変にお金が使われてしまったら借金が増えるばかりです。実際に新国立競技場が3500億円もの大金で作られたとしたら、その後に活用したとしてもどう考えても借金が残ったでしょう。

現状は約1600億円なんて話も出ていますが、それとて過去のオリンピックスタジアムと比べると巨額なモノ。この巨額な建物を建設する理由として「オリンピックレガシー」なんて使われたりします。正直、オリンピックレガシーなんてどうでもいいからもっと安く作るか既存の施設を利用して、他のことにお金を回してほしいです。

そうして、あまりにも巨額な建設費が批判されると、今度は「アスリートファースト」の競技場を作るなんて話になりました。アスリートファーストは、オリンピックはアスリートが活躍するのを見る大会だ。アスリートがのびのびと競技できる環境を整えるべき、と言った感じです。

確かにオリンピックの主役はアスリートの方たちです。そのアスリートが活躍するとみている方としても楽しい。でも別にアスリートファーストの競技場を1から作る必要なんてないわけです。それこそ既存施設で十分。なんで国民の税金を大量に使ってアスリートのための競技場を作らないとならないのでしょうか。

結局はなんだか新しい施設を建設して、お金を使いたいだけなのかなーと思ってしまうのです。オリンピックは確かに大きなイベントです。でもパラリンピックの期間を合わせてもひと月半ほどのわずかな期間の話。そんなところにお金をじゃぶじゃぶ使うなら、もっと多くの人がスポーツを楽しめる環境を整えるべきです。人口の多いところは土地も高いためスポーツ施設を作るのが難しい。

でも人口が多いところほどスポーツをする人も多いわけです。例えば東京23区内、企業が集中している場所の近くに気軽にスポーツができる環境があれば会社帰りにスポーツする人も増えるかもしれません。それこそ今の新国立競技場建設予定地に多目的な体育館でも建設すればいいかもしれない。

この辺は正直適当に言っていますが、ただオリンピックのお金の使い方は「オリンピックレガシー」でも「アスリートファースト」でもなく、日本の国民が豊かに健康的に暮らせるために使ってほしいと思うのでした。

もちろんJOCがスポンサーから得たお金で色々やる分には文句はいいませんけどね。

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