メディアもそろそろ本気を出さないといけないと思う (山本一郎さんのブーストの記事を読んで)

今日の深夜にとても興味深い記事が投稿され話題になっています。

グノシー他、AppBank「モンスト攻略」ブーストでアプリダウンロード数を水増し

http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20150613-00046604/

金曜日に業績の上方修正をしたニュースキュレーションアプリ「Gunosy」など話題のアプリは、リワード広告と言うAppStoreもGoogle Playも利用規約で禁止している手法で順位を操作していたのではないかという疑惑です。

よくアプリの広告ではダウンロード数○○万!とかいって流行っているように見せかけているのですが、あれはお金を払ってある意味順位を買っていたような感じなのかもしれません。詳しくは山本さんの記事を読んでいただければと思います。

さて、今回は山本さんがお一人(なのかはわかりませんが)でリワード広告を使って、各種アプリが順位をブーストしているのではないだろうかと各方面に問い合わせや裏取りをしているのですが、これってどうなのでしょうか。

こういうことをやるのは本来メディアの役目であり、恐らくインターネット系のメディアはブーストの仕組みやリワード広告については詳しく、恐らくGunosyなどのアプリの内情も様々なところから情報が入ってきているはずです。しかしほとんどメディア側でこういった動きを報じるところはありませんでした。

唯一山本さんの記事の中でも取り上げれれていますが、

App Storeランキング騒動の実態–「懸賞アプリ」に対する業界の懸念

http://japan.cnet.com/news/business/35028898/

ブーストに関して突っ込んだ記事が書かれています。記事自体はもう2年以上前に書かれたものなので、業界としては少なくともその時点でブーストやリワード広告に関しては知っていたはずですし、その後の各アプリに関することもある程度は想像がついていたと思います。

しかしながらニュースなどで取り上げられることはほぼなかった。これはメディアの存在意義が問われかねないことだと感じています。

挙句、Gunosyに至っては昨年、「第1回事業戦略発表会」というのが行われたのですが、そこではGunosyが適当な定義をしたアクティブ率をどう考えたっておかしいのにそのまま記事にする。これを疑問に感じないなんて記者としてどうなのかなって思ってしまいます。提灯記事としては見事だと思いますけどね。まあ、インターネットメディアは報道機関じゃないからそんなことはどうでもいいというのであれば、それはそれでいいんだと思います。

だとすれば、インターネットメディアは「我々は公平中立は報道機関ではなく、世の中の事象を面白おかしくお伝えするバラエティメディアです」とでも言ってほしいものです。

最近、ネイティブ広告がかなり話題になっていますが、メディアとしての本質的な部分で既にモラルハザードがおこっているような気がして仕方がありません。

もちろんこれはインターネットメディアだけじゃないですし、紙媒体やTVだって昔から似たようなことはやっていたんでしょうけど・・・。

もう少しなんとかならないものなのでしょうか。

 

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