UBERのライドシェア社会実験、「みんなのウーバー(UBER)」に中止指導

UBERのライドシェア社会実験、「みんなのウーバー(UBER)」に中止指導

何かと話題を振りまいているタクシーの配車アプリ「UBER」。現在、福岡でライドシェア(相乗り)の社会実験を行っていたのですが、これが国交省から中止の指導をされたみたいです。

国交省が「UBER」に中止指導 福岡で実験中

福岡市などで、一般ドライバーの乗用車に相乗りする「ライドシェア」の実験を行っている米企業ウーバー・テクノロジーズに対し、国土交通省が「無許可でタクシー業を行う『白タク』行為を禁じた道路運送法に抵触する可能性が高い」として中止を指導したことが3日、分かった。日本法人のウーバー・ジャパンは「やり方を修正して懸念を払拭(ふっしょく)したい」として、実験継続の意向を示している。

qBiz 西日本新聞経済電子版
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150304-00010000-qbiz-bus_all

僕的にはUBERのステマちっくな動きがあまり好きになれないだけで、サービスとしては非常に素晴らしいものだと思っています。使ったことないけど。ただ、ライバルも出てくるし、海外だとそもそもUBER自体が規制により締め出される動きもあるみたいですね。

日本交通
http://www.nihon-kotsu.co.jp/taxi/use/android/

LINE TAXI
http://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2014/901

東京無線タクシー
http://www.tokyomusen.or.jp/app_iphone.html

配車サービスUberにタクシー業界が「待った」

一つに規制の壁がある。世界展開を始めて以来、各地で既存のタクシー運転手によるUberへの猛烈な反発が広がっており、2014年6月には欧州各国でデモが起こった。

その背景には、Uberが配車サービスという業態で事業を行い、タクシー業者に課される規制や要件を満たす必要がないことがある。

東洋経済オンライン
http://toyokeizai.net/articles/-/57990?page=2

で、今回中止の指導があったのはこのタクシー配車アプリではなく、ライドシェアの実験の方です。UBERのタクシー配車アプリをタクシーだけでなく一般の人も対象にしたみたいですね。もし、あなたが車を持っていて、時間が空いたときにアプリから要請があればタクシーと同じようにお客さんを乗せて料金をもらうことができる、と言うことみたいです。

ぱっと思い浮かぶのは無許可で営業するタクシーいわゆる「白タク」ですね。ただ今回のこの社会実験ではお客さんからお金はもらっていないみたいです。しかし、UBERから報酬が支払われていたので、そこが問題になったみたいです。

個人的には一般の人でも時間があればお客さんを乗せて料金取ってもいいような気がしますが、犯罪やメーター詐欺など色々な問題点も出てきそうなのも確か。今のタクシーだって犯罪のリスクはあるけど、ある程度は制御できますからね。

規制を破壊して欲しい気もしますが、破壊した後にやっぱり規制があった方が良かったなんて言われないように、しっかりとしたサービスを作りこんで欲しいです。